noah’s diary

日記を書きます

正月映画部

新宿で映画の特別上映があるということで、新年早々早起きして行ってきた。言うほど早くないが。
今敏監督の「パーフェクトブルー」を見た。サブカルをやっていくなら押さえておいたほうがよろしいんでしょうね、と思って……。

(以下ネタバレあり)

なんかポスターとかの絵で血が出てるな〜、サスペンスか〜、ぐらいの気持ちで構えずに見に行ったらめちゃくちゃ怖かった。怖いやつじゃんこれ!!!!気軽に一番好きな映画で〜って人に勧めるやつでは無いじゃん!!ツイッターで調べると割とみんな気軽に今敏ならパーフェクトブルーいいですよね!みたいなこと言うけどそんなノリでは無くない?!

冒頭からやっかいオタク達のドンパチがあってうっ……とダメージを受けていたらその後どんどんどんどん酷いことになって……。オタクたちの容姿がキモく描かれているのもうっとなって……。古い映画だから仕方ないんだけど……。
1990年代の女優ってあんなに過酷なのか?!というショックもあった。アイドルのまま残った2人組は楽しげな仕事してるんだよな。主人公だけとんでもない仕事させられてさ……。枕営業ならまだ(絶対良くないけど)分かると思ったのに地上波やら雑誌やらで気軽に女性の裸体が公開される時代、ちょっとショッキングすぎた。見終わってからずっと立ち直れてないのこれのせいかも。主人公の服は上も下もはだけるけどあまりにも辛くて見ていて全然嬉しくない。こんなに嬉しくないお色気でもパッケージされて出回ったらすけべ野郎共が消費していくんだという怖さ。
ほんの2,30年前ってこんなに恐ろしい世界だったんだ……とずっとへこんでいる。これって映画本筋の感想としてはズレてる気もするな。
普通に暴力シーンも怖かった。心臓が弱すぎるかも。あんなに痛そうなの見せてくるとは思わなかったし、でもみまりんの心の方はもっと痛いけどなぁ?!という気持ちもある。
は〜〜〜〜〜〜すごいもの見てしまった……。

動揺が収まらずこのまま家帰って1人になるのは良くない気がしたのでコメダに寄った。


元日だと都内でいつも激混みのコメダも割とするっと入れるね。いつも3時間待ちとかで意味わかんないんだよな。どういう人が利用出来ているんだろうか。
限定のシロノワールはやってなくて残念だった。